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会長あいさつ


 新しい時代「令和」がスタートしました。大阪司法書士会は、令和とともに創設100周年を迎えることになります。
 明治政府黎明期の太政官布告に登場する法律専門職能としての代書人の歴史は150年近くあります。しかし、その職能団体としての大阪司法書士会の前身である大阪司法代書人会が法律により設立されたのが、それより約半世紀後の大正8年9月28日のことでした。そして令和元年でちょうど100年となります。この100年の歴史はひとことで言えば多くの先達の汗と努力の結晶であり、現役の司法書士にとってはそのことを省みる良い契機となることと思います。
 以前司法書士の職能に詳しい大学教授に、市民の皆様が司法書士に対して抱くイメージは何なのかとお尋ねしたことがありました。するとその教授はおもむろに「堅実です」と答えられました。そして、次のことを付言されました。「司法書士に仕事を依頼すると、あれこれと細かい指示をされる。人・物・意思の確認をやかましく要求してくる。しかし司法書士の指示に従って進めていくと最後には満足できる結果を得ることができる。このことが大切なのです。」その信用が堅実というイメージとなっているのですが、これは一朝一夕に誕生したものではなく先達の長年にわたる実践によって培われたものです。この受け継いだイメージを貶めることなく未来に引き継いでいくことがわれわれに課された使命であると、司法書士会創設100周年に際して強く感じるところです。

 また、今期の大阪司法書士会における執行部の構成員を見てみると、理事31名のうち女性会員が7名就任し過去最多員数となりました。政府が提唱する男女共同参画社会の実現に沿うように、今後も、男性会員と女性会員が対等なパートナーとしてあらゆる分野において多種多様な会務を企画し、市民の皆様にお役に立つよう行動していきます。

 大阪司法書士会では、市民の皆様の登記・司法手続へのアプローチをより充実させるために、さまざまな相談会を開催・設置し、気軽にご相談いただける体制を整えています。市民の皆様にとって、さらに身近な暮らしの法律家として司法書士をご利用いただけるように、そして、より愛される司法書士を目指して大阪司法書士会は、たゆまぬ努力をして参ります。

2019年(令和元年)5月25日
会長 香山 恭慶