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司法書士倫理

司法書士倫理について

倫理とは

  • 社会生活において人として守るべき道徳・モラルのことです。

私たち司法書士も、国民のみなさんに身近な法律家として、ご依頼を頂いた手続や日頃の職務を行う上で守るべき規準を「司法書士倫理」として定めています。

私たち司法書士の使命

  • 国民みなさんの権利を守ること
  • 公平で正しい社会の実現

※ご依頼頂いた手続の処理、職務にあたって、基本となる姿勢は以下のとおりです。

不動産登記手続にあたっては…
  • 国民みなさんの権利を保護し、正しい登記が速やかに実現するように
  • トラブルの発生を防止するように
商業法人登記手続にあたっては…
  • 取引の安全と法人制度の信頼を維持し、正しい登記の実現のために
裁判手続にあたっては…
  • 公正で適正な裁判手続の実現のために
  • 依頼者の正当な権利を保護し、その権利を現実のものとするために
その他…
  • 常に依頼者の意思・希望・自己決定権を尊重し、人権に配慮し、正当な権利を守り、正義の実現のために

私たち司法書士の責任

  • 信義に基づき、公正、誠実に手続を行います。
  • 品位を保持し、自己研鑽し、国民みなさんの信頼・期待に応えます。

私たち司法書士が守るべきこと

  • 依頼者の自己決定権を尊重します。
  • 的確な法律判断をし、説明、アドバイスを行います。
  • 手続をするうえで知り得た秘密は守ります。他に漏らしません。
  • 不当な方法によって手続の依頼を誘致することはしません。
  • 司法書士でないものからの手続のあっせんを受けません。
  • 司法書士の名義を第三者に使用させません。(名義貸しをしません。)
  • 自らで、責任をもって、手続を処理します。
  • 不動産の売買取引など重要な手続には、司法書士自身が立ち会います。
  • 手続のご依頼を受けた場合は速やかに着手し、処理します。
  • ご依頼を受けた手続の経過、重要な事項は必要に応じてご報告します。
  • 手続が終了したときはその結果を遅滞なくご報告し、お預かり書類等をご返却します。
  • ご依頼を受けた手続については、事務所において、記録を作成し、保存します。

私たち司法書士は、次のような場合はご依頼をお受けすることができません。

  • 手続を処理するうえで、公正を保つことができない場合
  • ご依頼の趣旨が、その目的、手段、方法等において不正の疑いがある場合
  • ご依頼頂いた手続の相手方と特別な関係があるために、依頼者との信頼関係に影響を及ぼすおそれがあるとき

ご依頼を受けた後でも、上記のような事実があることを知ったときには、その事情をご説明し、すみやかに対処します。

簡易裁判所訴訟代理等関係業務にあたっては、以下の場合について、ご依頼を受けることができません。

  • 相手方からすでに相談を受けた案件で、その人との間に信頼関係が形成されている場合
  • ご依頼を受けている案件の相手方からの依頼による他の案件の場合
  • ご依頼を受けている案件の依頼者を相手方とする他の案件の場合
  • その他ご依頼を受けている案件又は過去にご依頼を受けた案件の依頼者と利害が対立する案件の場合

依頼者との信頼関係が失われ、回復することが困難な場合には、辞任させていただく等、適切な処置をとらせていただきます。

みなさん自身が、司法書士を選んでください。

みなさんのご依頼に応えられる司法書士を、みなさんの目で選んでください。
じっくり話をし、信頼できる司法書士を、見つけてください。
私たち司法書士は、国民のみなさんに身近な法律家として、これからもがんばります。

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