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裁判手続

裁判手続に関する的確なアドバイスをいたします!
司法書士は、裁判所に提出する訴状や申立書等の書類、検察庁に提出する告訴状などの書類を作成します。
また、認定司法書士については、請求額が140万円までの簡易裁判所を管轄とする民事紛争につき代理することができます。

民事裁判のメリットとデメリットがわかりません。
裁判することのメリットは、判決が出てから以降10年間は時効が完成しないこと、強制執行(裁判所を通じて差し押さえ等)ができること等です。
デメリットは、裁判所が判断するので、すべての要求が認められないこともあること、相手にお金がなければ回収が難しいこと等です。
借りたお金を返せません。どのような解決方法がありますか?
手続としては、相手方と裁判外で話し合いをする任意整理、裁判所において相手方と話し合う特定調停、裁判所における再生手続の中で返済計画を立てる個人再生、民事再生、自己破産手続があります。
解決方法には、メリットとデメリットがあります。あなたの生活状況、返済能力、借入れの経緯等から総合的に判断することになるでしょう。
親族が多額の借金を残したらしく、相続人なので払えと通知がきました・・・。
家庭裁判所に相続放棄の申述をすることにより、一切の権利義務の承継を免れることができます。財産も放棄することになりますが、借金の支払も免れることができます。
 他に限定承認という故人の財産内で精算する手続方法もありますが、煩雑な手続を相続人全員でしなければなりません。
売掛金を支払ってくれない。貸したお金を返してもらえない。どうすれば・・・。
相手の協力を得られるなら、まずは、残額を認めてもらった上で一括または分割で支払う約束をとって公正証書を作成する方法があります。
相手が非協力的であれば、裁判(訴訟)をすることができます。ただし、相手に資産がない場合、判決が出ても回収が難しい場合もあります。
その他、裁判所では民事調停や支払督促の手続もあります。
地主さんから、地代増額の請求がありました。
地代の支払いを怠ると、債務不履行で賃貸契約を解除され、明渡し請求を受ける可能性があります。まずは、従来の地代額を地主に支払いましょう。受け取って貰えなければ受領拒否を理由に法務局に地代を供託したうえで、話し合いをしてください。
話がまとまれば、供託した金額と増額金額に、利息をつけて支払いをして終わります。
話がまとまらない場合は裁判所に調停の申立をして、地代金額を決めてもらうことができます。

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